好きな人をただ観察するだけの日記。

好きな人をただ観察するだけ。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鍋の季節。

寒くなったので鍋が美味しい季節。 一人暮らしの僕にも有難い。 レシピを検索すると色々な鍋があって ちょっと楽しい。 昨日はカマンベールチーズの鍋を作ったのだが これがめちゃくちゃ美味かった。 女子が好きそうなメニュー。 トロトロになったチーズと …

ピアノ。

ご自由にどうぞお弾き下さい。 楽器屋さんが無償で提供しているピアノが 家の近くのアーケードに置いてある。 昼間は子供達や老人が 弾いているのを見かけるが、 夜になるとあまり見かけない。 平日は音楽大学が近いせいもあり、 かなり演奏の上手い学生達や…

思わせぶりな文章。

日々のルーティン。 仕事が終わってから メールとLINEのチェックをする。 そんなに数多く来る事はないが、 金曜と土曜は割と 飲みの誘いのLINEなどが多く来る。 殆ど行かないけれど。 今日は君からも届いていた。 「やっぱり淋しいな…」 少しどきりとしたが…

望み。

僕が望むものと君が望むもの 違いすぎて目眩がする。 この繋がりがなければ良かったのに、ね。 今度生まれて来る時は 場所も名前も違う全くの赤の他人がいい。 どうして神は僕達を創ったのだろうか? こんな風になる位なら 苦しまなくていい方法をくれれば良…

小春日和。

もうすぐ12月もすぐそこだが、 本日の東京は暖かかった。 暖かいと荒んだ心も少しだけ軽くなる。 君からLINEで二段重ねのアイスクリームと スタバのメリーストロベリーケーキフラペの 画像が送られて来た。 その細い体で両方食べた君は本当に凄い。 華奢すぎ…

観察不能から20日目。

観察日記の筈なのだが、 今月に入ってからそれが出来ていない。 実家を離れて、君とも離れた。 距離は気持ちを、想いを、 強くさせてしまう気がする。 僕はそれが分かっていたのに、 あえて距離を作る事を選んだ。 逆にその距離と想いの強さを 自分自身に叩…

続、猫。

仕事中ふと昨日見かけた猫を思い出す。 忘れられない顔というか雰囲気があった。 いけないと思い、我に返る。 危ない危ない。 どんなに可愛くても どんなに気になったとしても 今は飼わない。 昼休み君からLINEがあった。 「猫カフェ、一緒に行こうよ」 そう…

猫。

今日は仕事の帰りにふらっと ペットショップに立ち寄った。 沢山の子猫達が自由気ままに店頭の 展示ケージの中で過ごしている様子を ゆっくりと観て回った。 その中でも今日初めて観た品種の猫が気になった。 ミヌエットという短足で長毛種の猫だ。 白銀の美…

観察87日目。

今朝起きたら君からLINEで 「今月末位にお家に 遊びに行きたいっていうか行く!!」 などと届いたので飛び起きてしまった。 いや、この家には誰も入れないつもりだ。 君でさえも入れるつもりはない。 なんて誤魔化そうか…と 今日の仕事中に考えたのだけど 全然…

生きている限り。

誰かと出逢うし、別れる。 当たり前の事、だ。 死んだらそこで終わる。 でも君と僕の出逢いは最悪だ。 そしてそのまま終わるだろう。 生まれ変わったら、 全く知らない赤の他人で 住む所も生きてる世界も全く違い ついでに人種も違ってもいい。 そんな君にも…

観察86日目。

君を見送らない生活から12日経った。 日課だった事がなくなると 最初はなんだか手持ちぶたさがあったが 今は慣れつつある。 基本的に僕から連絡する事もしない。 その為に取った距離でもある。 LINEも君から来た時だけ返信している。 最近は料理の報告ばかり…

焼いた。

鮭を焼いた。 今旬らしい。 そういえば実家にいた頃、 母がよく今日は旬の…なんて 説明を流し聞きしていたが、 旬のものは格別に美味しいのだ。 僕は鮭の皮の部分が好物で、 パリパリに焼いて食べた。 うん、美味。 後、鶏肉の皮も好きだ。 ケンタッキーも肉…

避ける僕、逃げない君。

君は僕が一人暮らしをした事を とても気にしている様で、 やたらと心配をしてくるし、 家に行きたいとせがむ事が多くなった。 僕はそれを全部誤魔化して逃げてる。 君をこの家には招待したくない。 理由は一つ。 この家に君の思い出が残るのが 凄く嫌なんだ…

あったかシチュー。

今日は仕事が終わってから帰宅後 チーズシチューを作ってみた。 少しいい白ワインを買ったので 料理に使った後、 一杯飲みながらシチューを食べる。 うん、美味い。 そして白ワインにも合う。 少し気合いを入れて写真を撮って 君と友人に送る、 友人からは …

出来る限り。

一人暮らしなのでなんでも 一人でこなさなければならない。 炊事、洗濯、掃除。 これが意外と楽しいのだ。 特に料理がめちゃくちゃ楽しい。 今日も仕事帰りに本屋に行き、 レシピ本を数冊買ってしまった。 それとカルディと明治屋で調味料も 一式揃えてしま…

いいなの日。

別段特別な日ではない。 でも「いいな」と思う事は多い。 道行く仲の良さそうな恋人達や グレイヘアの熟年夫婦、 楽しそうにはしゃぐ家族連れ。 すれ違う度に、幸せそうでいいなと。 決して卑屈な感情ではなく、 心からの「いいな」である。 僕にもささやか…

一通り。

学祭での出来事をやっと書けた。 こう書いて見ても現実的ではなくて、 どこか夢を見ている様な感じなのだ。 あの日から随分時間が経って 僕自身はやっと落ち着いた。 まあ他の人から見れば 別に大した事じゃ ないのかもしれないけれど 僕にとってはとても衝…

観察85日目、その2。

ダンスが終わると、今度はテクノポップ調に 流れる曲が変わる。 色とりどりの奇抜なデザインの洋服に 身を包んだクールなメイクを施した女の子達が 自由にウォーキングしては観客に手を振って消える。 胸には番号札をつけている、観客から点数を貰って 競う…

観察85日目、その1。

時は少し遡ってしまうのだけれど、 十月の最終の週末。 君の学園祭へと向かった。 生憎小雨交じりでいい空模様ではない。 君は午後から野外ステージで ファッションショーのモデルを務めると 言っていたのでこの天気じゃもしかしたら 雨天中止になるかも、な…

寒い。

11月が始まって以来 まだこの広い部屋に慣れてない。 帰宅しても誰もいないので 直後は寒い。 外出先からエアコンと風呂の準備を できる様に設定した。 明日からは暖かい部屋に帰れる。 今日君はマフラーを出したと言っていた。 あのモヘア素材で出来た薄桃…

無気力。

一人暮らしも四日目。 割と快適なんだけれど、 なんだか気力は湧かない。 君と話す事が出来ないのが、 こんなにも辛い事だとは 思っていなかった。 完全に誤算、だね。 でも、これで良かったのだ。 これ以上、どうにもならない関係に 終止符を打つ方がいい。…

引っ越し。

世の中はハロウィンの最中、 僕は引っ越しを決行していた。 こんな日に引っ越しをする人は少ないらしく、 業者の人間も手厚く作業してくれた。 とりあえず、あまりにも荷物がないので 引っ越し後の作業も楽勝だった。 今日からもう君を観察する事は出来ず 日…