結末には霧の様に消えゆく白さを。
気持ちを閉じ込めて小さな箱に仕舞う。
霧の様に少しの冷たさだけ残して、
全部押し込め留めておく。
決して言葉にはしない。
言葉にしてしまったら
それは大粒の涙に変わってしまうだろう。
最後の日は、笑顔でさよならと告げたいんだ。
僕がこの気持ちにピリオドを打つ時は、
君の笑顔だけを胸に閉まって旅立ちたい。
どうか幸せになって欲しい。
どうかいつも笑っていて欲しい。
もう側には居れないけれど
君が必要とする大切な人と結ばれます様に。
僕の願いはただ一つ。
君が幸せでいてくれる事、それだけなんだ。