好きな人をただ観察するだけの日記。

好きな人をただ観察するだけ。

台風直撃。

まだブラックから脱却出来ていない

僕の会社は普通に全員出社。

しかも古株の男共数十名は、

19時まで勤務という鬼の所業。

帰宅手段の交通網は全部運休。

電車もバスもない。

タクシー代が出るならまだしも

レインコートとカップ麺と

ミネラルウォーターが支給されたのだ。

まあ、ないよりはましだが…

仕方なく支給されたレインコートを着て

徒歩で帰路。

一時間と少し掛かった上に

レインコートの意味は殆どなく、

水も滴るダサい男が出来上がってしまった。

スーツもネクタイも台無し。

ただいい事もあったのだ。

帰ったら君がとても心配してくれて

色々世話を焼いてくれた。

こういう時に優しくされるのは

悪くないな、なんて思いつつ風呂に入る。

来週、新居のカードキーの受渡が出来ると

不動産屋から連絡があった。

来週の休日に受け取りに行ったついでに

部屋を再度確認しに行って来ようと思う。

新居の写真を君に見せたら

「こういう所、凄い住みたーい、超憧れる!!」

なんて言うものだから、一緒に住む?などと

ジョークを言ってしまいそうになったのを

グッと堪え、いい部屋だよね、と誤魔化した。

そんな事ジョークでも言ってしまったら

困る君の顔が目に浮かぶ…

 

メモ:君は僕が歩いて帰って来るのを

   物凄く心配していてくれて

   LINEが数分おきに届くのが嬉しかった。