好きな人をただ観察するだけの日記。

好きな人をただ観察するだけ。

翳りゆく夏と降り続ける霧雨。

連日雨が降っている。

雨は嫌いではないけれど、

こうも続くと流石に気分は滅入る。

土砂降りの日は少なく、じわじわと濡れていく様な

霧雨の日々が連なる。

僕の心もずっと霧雨の中だ。

君の幻が赤い傘を差し、こちらを見ているけれど

僕には全く気がついていないのだ。

なんて、妄想じみた戯論はお終いだ。